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2010年3月16日(火)仙台enn
「河野丈洋 TOUR 2010“春はHARCOとぶらり旅”」

昨年末、ゴーイングの丈さんのソロミニアルバムが出したのは知ってたけど送料700円がものすごくネックでずっと未購入。翌年2月のバックホーンの対バンでゴーイングが出る時にようやく購入。
実際に開封してその歌を聞いたのは、ライブの開催が1週間に迫って必要に駆られてから(なんにも分からないままライブに行くのは流石に躊躇われた)。

初めて聞いた時、どう咀嚼して聞いたらいいかちょっと考えた。

丈さんの人となりはGOING UNDER GROUNDをそれなりに<年2回のライブ×数年>見てきたのでなんとなく分かるような気がしてたけど、濃い。見知らぬ人にいきなり渡しても濃すぎるだろう?、というような感じ。6曲(うち一曲は中学の校歌カバー)は全ての曲の歌詞に
>※以下繰り返し
というのがないのです。
全ての言葉に意味を持たせて切々と歌うわけです、結構重い歌を。

そんな感じで「何かの作業のついでに軽く流して聞く」ということが出来なく、しかも聞いていると結構お腹がいっぱいになってしまい、あまり聞き込めないうちにあっという間にライブ当日。


会場には熱心なHARCOファンと熱心な丈さんファンがいるんだろうなーと思いつつ、会場へ。会場はイスが設置。
はりきってチケットを入手したため整理番号一桁。

どこで聞くか少しは躊躇いがあったのだけれどもそれ以上の確信があったので、最前列へ。多分一番丈さんに近い場所。

最初はHARCOさん。HARCOさんのライブ初めて。
CMで聞いたことのあるあの曲とか色々やってくれました。


で、二人の共演もありつつ、丈さんワンマン。


「何かを表現したい」「歌いたい」、よく分からないけど何かをやろうとして人は歌を作ったり、歌ったりするわけです(その提示される歌に何かを感じようと私たちはライブに行くわけだけど)。
確かに他人に何かを伝えたり感じさせるには、才能だったり能力だったりが必要で、ましてや万人に何か伝えることが出来る人間なんて限られた人しかいない。

河野丈洋は、まだソロアーティストとしての経験もまだそんなにないし、ミニアルバムだってそんなに売れちゃいないだろうし、歌は上手いけど抜群に上手いわけではない。
その証拠にあの会場にいた何十人かの人間の全てを、感動の渦に包んだわけでもない。

だけれど、丈さんと私、それから私以外の何人かはライブの中で何かをお互いに伝わる感じるものがあったんじゃないかなぁ?

何かをライブで感じ取れるというのは、その人の好みだったり体調や心境だったり色んな要素が絡むから、同じものを見たり聞いたりしても感じ取れる場合とそうでない場合もあるし、感じ取れないからその人が悪いというわけでも(好みだってあるから)、感じ取れたからその人がすごいというわけではない。
でも私は、あの日のライブで互いに何かをつかみ取ろうというあの感じにいれたことが幸運だったと思う。

そういうライブでした。

「点線」から「わかりあえたら」の流れに久々に私はある種の感覚を感じたし、そしてHARCOさんと一緒にやったGOING UNDER GROUNDの曲「ハミングライフ」は本当に透明感のある歌でした。


しかし、何故かライブの〆の曲は「湿っぽくなりたくないから」という理由で、「Hold on」(笑)
そういうところも含めて、たぶん河野丈洋なんだろうなw


また新しい曲が出来たら聴きたいし、仙台にライブに来ることがあったらまた行きたいなと思いました。


追伸。
ミニアルバムに付いているトホホ年表は読んでいると、本当にトホホな気持ちになれます。
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